文禄5年(1596年)丸田周防守高俊によって築かれたと云われる。
丸田周防守は雷城主であったが、本堂山城を築いて居城を移したとされる。
本堂山城は旧山王中学校(廃校)の北側にある標高58mの本堂山に築かれている。
南端が主郭と考えられ、北の堀切はそのまま東側の横堀として続き、中程で東へ折れて竪堀になっている。この横堀部分に土塁が付いているが、曲輪の削平は甘く、切岸もほとんどない自然地形が多く残る城となっている。
主郭の北側もなだらかな尾根が続くが、東側に横堀があり、南端は竪堀状となる。
北側に村松藩主堀直央を祀った直央神社があり、その背後から山に入ることができる。参道入口に駐車可能。
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