元和6年(1620年)頃に多賀谷氏によって築かれたといわれる。 多賀谷氏は慶長7年(1602年)佐竹氏が秋田に伴い常陸国から檜山城に入ったが、元和6年(1620年)一国一城令に檜山城は廃城となり、麓に居館を築いて周辺に家臣の屋敷を設けた。

多賀谷氏居館は檜山城の西麓にある比高20m程の台地の上に築かれている。

東の道路沿いに多賀谷氏居館の大きな標柱があり、そこから入ると右折れで屋敷内へ通じる。内部は通路の両脇に土塁があり、北へ進むと表門跡で北東端の広大な屋敷跡にでて、北の突端には「囲裏門」と呼ばれる虎口がある。西下には南北に続く馬場があり、西側は家臣団の屋敷跡となっている。

最寄り駅(直線距離)
4.1km 鶴形駅
4.8km 東能代駅
5.0km 北金岡駅
7.6km 富根駅
7.9km 森岳駅

付近の城(直線距離)
0.5km 出羽 茶臼館
1.0km 出羽 檜山城
1.5km 出羽 三岳館
2.8km 出羽 八重堀館
2.9km 出羽 大館
2.9km 出羽 古館
3.7km 出羽 谷地館
3.7km 出羽 高館
4.2km 出羽 赤館(能代市)
4.4km 出羽 比丘尼館
5.4km 出羽 芹川館
6.0km 出羽 館の岱館
6.2km 出羽 古館
6.8km 出羽 館の平館
6.9km 出羽 城山館
6.9km 出羽 ケゴ館
7.0km 出羽 田倉館
7.2km 出羽 宝竜館
7.4km 出羽 爺が沢館
7.6km 出羽 東飛塚館
7.7km 出羽 木戸が沢館
8.0km 出羽 下上野館
8.0km 出羽 淵巻館
8.1km 出羽 布沢城

2014年4月