詳細不明。根井氏の城館で『続・東北の名城を歩く 北東北編: 青森・岩手・秋田(吉川弘文館)』によれば根井六館のうち最後に築かれた城と伝えられる。
根井館2は三角点のある大森の南東、標高361mの山に築かれている。
「根井館」のような名前の城館がこのあたりには多く存在しているので、「秋田県遺跡地図情報」の名称にならって根井館2としている。
単郭の城で巨大な曲輪が山頂部にある。内部は三段ほどに分かれており東端が一番高そうである。北辺に土塁があり南中央部がやや南に張り出すような形状をしているが虎口は不明である。
東尾根先端を遮断する堀切1、南側面には竪堀状地形も一部確認できるが、これは崩落だろうか。
この城の最大の見どころは西背後に設けられた堀群である。尾根部分は変則的な多重堀切で北側より南側に伸びる竪堀の数が多い。西端の堀切は図ではわかりづらいが、高い地点に設けられ、北に伸びる竪堀が一番低い部分まで伸びており圧巻である。
畝状竪堀群3は高い切岸の下方に設けられた竪堀群で西端は小さな沢まで続いており、対岸からみることができる珍しい竪堀群である。
前ノ沢集落から南の溜池のほうに道が伸びている。この道が尾根先部分を通っているので尾根先から登るのが良い。
最寄り駅(直線距離)