築城年代は定かではないが本堂氏によって築かれたと云われる。
本堂氏は陸奥国和賀郡に勢力をもった和賀氏の一族で、南北朝時代の頃に本堂に土着し元本堂城を築いて居城としたことに始まる。
天文4年(1535年)頃に平城である本堂城を築いて居城を移している。
元本堂山城は東西に長く伸びた比高50mほどの山に築かれている。
山全体を利用した規模の大きな城で、堀切で区画した大きな曲輪群が連なっている。
東西の尾根を堀切で遮断する一方、北側面は比較的急峻で、南が緩くなっており、南の谷側を警戒するように帯曲輪や横堀を配している。
北西側の熊野神社からアクセスしたが、東側の「みずほの里ロード」側に案内板が設置されていて、こちらからも入ることができる。
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