太鼓丸城は標高409.2mの天神山山頂に築かれている。 太鼓丸城は天神山山頂の主郭を中心に東西に伸びた尾根に曲輪を配している。
主郭は山頂部西端のIで、岩がゴロゴロしている場所であるが、東に石垣を使った虎口があり階段になっている。石垣はそのまま東側面に続いてる。
三角点のある辺りが曲輪IIで、南にスロープを下ると曲輪IIIがある。東尾根は弓なり状の堀切1で遮断している。
主郭部がほとんど細尾根を削平した程度であるが、堀切1の東側には広い削平地IVがある。自然地形に若干手を加えた程度であるが、東端は堀切状地形2を設けている。
天神山城から尾根伝いに山道が整備されているが、天神山から東の尾根を進むと「和気美しい森」のキャンプ場があり、こちら側からだと殆ど山上まで車であがることができる。
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