詳細不明。
台の山城は百々路山から南東、標高314mの山に築かれている。伝承では百々路山に物見台が置かれていたとされるが、『徳島県の中世城館』によれば、山頂に遺構は確認されず、平成7年に台の山に遺構が確認されたようである。
台の山城は山頂が東西に長くなった部分に築かれており、東端部は無線反射板が設置されている。主郭は西に一段高くなり、東下に東西に長い曲輪があって周囲に切岸が巡る。主郭の南西下には堀切がありさらに曲輪らしき地形が続いている。
山頂部に切岸を設けて曲輪を造成しているが、その周囲は緩斜面地形となっており、山の急斜面とはワンクッション置いている。
登山道は不明だか百々路山に続く作業林道があり、それを利用して登った。林道は途中でいろいろ分岐しておりgpsが頼りである。台の山に向かう林道は北の尾根に到達するものと、北西の谷下に到達するものがあるが、北の尾根上に到達するルートはシダ藪が続いておりお勧めしない。北西の谷下に到達する林道を行くのが簡単である。
なお林道は民家が途切れる部分からそのまま未舗装で続いており、民家の方にお願いして入口に駐車させていただいた。
最寄り駅(直線距離)