八幡山城は鏡山城の北方にある東西に伸びた丘陵の北東、標高337.0mの山頂に築かれている。
山頂には二段の主郭があり、高い切岸が巡らされ、南尾根を幅広の堀切によって遮断している。南西の最高所の段に石祠があり丸い石が祀られている。北東の下ノ段にも方形の基壇のように石組みされたものがある。
東尾根は切岸が不明瞭な平段、北尾根は階段状に二段の平段が続き、その先に一段小高くなった曲輪がある。この曲輪の北東側に土塁と横堀状になった地形があるが、虎口であろうか。
南西の谷間に新しい道が付けられようとしている。こちら側からよじ登る。
最寄り駅(直線距離)