『芸藩通志』には「星城 白砂原二村の地にあり、立壘一に土岐主膳所居」とある。
星ヶ城は真言宗別格本山極楽寺から南へ降りた標高613mの尾根に築かれている。 現在の極楽寺本堂は永禄5年(1562年)に毛利元就が再興したという棟札があり、県指定重要文化財。御本尊の十一面千手観音坐像は平安時代中期頃の作で、これも県指定重要文化財である。
南北に伸びた尾根上に堀切1と堀切2で区画された曲輪群が南北に連なっている。主郭はIかIIかはっきりしない。
曲輪群IはI1を中心に南北に段を重ねるが、東側にも腰曲輪I4を備えている。
曲輪群IIは南に下る尾根に沿って段を重ねているが、II2は巨石や一部石を積み上げており特別な空間のようである。
曲輪群IIIは北端に位置し、北側に土塁状の高まりを残す。北背後に続く尾根は堀切と思われ、直下に堀切3がある。その北側も登山道が土橋のようになっており堀切4の可能性がある。
極楽寺への登山道がすぐ下を通っておりアクセスはしやすいが、案内も何もないので場所が分かりづらい。北端は大日如来の石仏、南端は平良方面と原方面の登山道分岐が目印になる。城内へは堀切2が入りやすい。
極楽寺へは憩の森の一番奥に駐車場があり、そこから少し登ると行ける。
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