高山陣屋の前身は金森氏の下屋敷であったといわれる。永禄5年(1692年)高山城主金森頼時は出羽国上山へ転封となり、飛騨は江戸幕府直轄領となった。 関東郡代伊奈忠篤が飛騨代官の兼任を命ぜられ、永禄8年(1695年)金森氏の下屋敷を代官所と定めたのが高山陣屋の始まりとされる。
飛騨が幕府の天領となったことで、高山城は廃城となり、三の丸の米蔵等が高山陣屋へ移築され、これは今の現存している。
全国で唯一現存している代官所で、古い町並みとともに飛騨を代表する観光名所である。
表門(現存 城門)
御蔵(現存 倉庫)
門番所(現存 番所)
書物蔵(現存 倉庫)
御役所(現存 御殿)