龍心寺にある村上家墓所は中世に瀬戸内海の能島を拠点とした能島村上家の墓所である。 能島村上家は村上武吉の嫡男元吉が関ヶ原合戦時に伊予へ攻め入ったときに討死したため、元吉の子元武を家督とし、武吉がその後見人となった。また、武吉の次男景親も同じく周防大島の和田に所領が与えられて別家をたて、萩藩御船手組となっている。
龍心寺の本堂裏に村上家の墓所があり、コの字になった石塔が並んでいる。また龍心寺の隣にある大友大権現様(おおともさま)は村上家の家老であった伊予大野城主大野氏の末裔で家老であった大野友之丞を祀ったものである。
参拝者用の駐車場がある。
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