萩反射炉はぎはんしゃろ
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反射炉とは西洋での金属溶解炉技術で、日本では佐賀藩が嘉永4年(1851年)に反射炉を完成させたのが最初である。佐賀藩に続いて薩摩藩、韮山代官所、水戸藩、萩藩などが続いている。
萩藩では安政5年(1858年)に築造されたと考えられていたが、記録では安政3年(1856年)に雛形が操業されたということのみで、本郭的な操業には至らなかったと考えられている。
現存する反射炉は韮山反射炉とここ萩反射炉の二箇所で、貴重な遺跡となっている。