厚狭毛利家菩提所(妙徳寺)あさもうりけぼだいしょ
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毛利元就の五男元秋を祖とする厚狭毛利家は、三代元宣より厚狭に所領を賜って厚狭毛利氏館を構え、萩藩毛利家の一門として明治まで続いた。
厚狭毛利家の菩提寺としては厚狭毛利家墓所(洞玄寺)があるが、この妙徳寺もまた菩提所の一つであったようだ。
妙徳寺由来によれば、天正10年(1582年)毛利元康(元就八男、厚狭毛利2代)が建立したのが始まりで、寛永年間(1624年〜1644年)に清涼寺、正徳3年(1713年)に清涼山妙徳寺と改称されたという。