丹後 引地城たんご ひきちじょう
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詳細不明。
引地城は由良川に面した比高30m程の南北に長い丘陵に築かれている。
南北に四郭の曲輪が連なり、途中に二条の堀切で区画されている。北端の曲輪は道路拡張によって削り取られ、南端部も一部欠損しているが遺構は概ね良好である。
この城の特徴はなんといっても山腹に巡る横堀で、一部途切れているものの全体的に横堀が巡らされている。特に南東側の横堀は横矢を意識したと思われる屈折を設けている。
北の府道55号線沿いに北端の曲輪に登る遊歩道が付いている。