詳細不明。
小谷城は比高30mほどの丘陵に築かれている。車では行けないが林道がすぐ近くを通っているので簡単に登ることができ、小規模な城であるが見ごたえがある。
主郭は山頂の曲輪Iで西側に土塁がある。虎口は明確ではないが東側の土塁をスロープとして曲輪IIと繋がっていたと思われる。
曲輪IIは城内最大の曲輪で、主郭の北から西を囲い込む。北端は帯曲輪IIIがあるが北から東にかけては急坂となっており堀は見当たらない。
主郭の南背後を遮断する堀切2は規模が大きく、その向かいに土塁を伴う曲輪IVがある。曲輪IVは馬出に近い形態をしているが、木橋は北西下の一段低いところに接続していたと推測される。
南東に続く支尾根には三重堀切1を設けているが、外側二条は土塁と溝程度である。主尾根である南西側にも堀切などがあったことが想定されるが、現在その位置には林道が貫通している。
小谷集落から林道が入っており、それを少し登った所から上がると城域に至る。駐車場はないが、一つ南の谷にあるヒメハナ公園の駐車場が利用できる。
最寄り駅(直線距離)