詳細不明。
東河内城は東河内集落の奥の南へ張り出した山に築かれている。かつてはアスレチック公園として整備されていたようである。
東河内城は変わった縄張りの山城で北端の最高所に南北両端を堀切で遮断した小さな曲輪があり、堀切の両端は竪堀として側面を遮断するように伸びる。その南方に南へ緩やかに下る斜面を利用した広大な曲輪があり、南端は東西に長い空堀でこれも両端は竪堀として落ちる。最高所は北端の小さな曲輪であるが、土塁の付き方などから考えて南の広大な曲輪が主郭と思われる。
東河内集落の一番奥に進むと破棄されたケーブルや廃車がある。ここの山に向かって右側からつづら折れで登る山道があり、これを登って行くと遊具の残骸が現れる。車は終点に置くこともできるが途中の道が細く倒木もあるので集落入口にある公民館の駐車場において歩くのが良い。