詳細不明。
金松山城は金松橋の西に聳える標高463m程の山に築かれている。
山頂部は南東から北西に長く伸びた尾根で北西端が一番高くなっており、この部分に城郭遺構がある。単郭の城で切岸も甘く山頂部とその周辺にわずかに削平した段がある。北側には小さな段があり、数カ所の円形の小さな凹みがある。北西のやや離れた所に一段切岸になった細い段があるが、遺構かどうかは不明。
南東側の尾根は比較的なだらかな緩斜面地形が続いているが、堀切などは確認できない。どちらかと云えば北西の鞍部側に備えているようである。
国土地理院の地図で破線となった北の谷から登ってみたが、地元の方の話では南の尾根先から登る道もあるようだ。