詳細不明。斎藤源左衛門の城で、慶長5年(1600年)真田氏に叛いて女神山城に立て籠もったと云われている。
女神山城は標高927mの女神岳山頂に築かれている。
主郭は三角点のある山頂にあり、南北二段で東下に腰曲輪が付く。この主郭部全体に石積遺構があり、比較的良好に残されている。東下の腰曲輪には虎口のような形状があるが、外側からどこへ繋がっていたのかはわからない。
主郭の南尾根は四重堀切で遮断しており、さらに南の尾根には石祠が祀られ、現在の登山道はこの祠への参道である。この辺りは平坦でもあるが城外とみて良いだろう。
主郭から北東へ伸びた尾根には堀切が三条連続し、さらに下った標高850m付近に南尾根を堀切で遮断した小さな曲輪がある。
登山道は南東麓にあり、道路沿いに登山口の案内があり路側帯に駐車可能。登山道は鳥居から一直線に登っていくルートである。
最寄り駅(直線距離)