能登 荒屋城のと あらやじょう
△トップに戻る
築城年代は定かではない。長正連の居城で、のちに穴水城へ移ったと云われる。
荒屋城は標高175mの城山に築かれている。
山頂部南端にわずかに二段に削平された小さな主郭があり、北背後に浅い堀切を設けている。切岸もほぼなく、南は緩やかに自然地形となっている。
南東の麓に長正連の館跡とされる地があり、居館と詰城との関係が考えられるが、長氏嫡流の居城としてはあまりに規模が小さい気がする。
道はないが、南から尾根筋に登る事ができる。