詳細不明。
滝浜館は北の海に半島状に突き出した標高58mの山に築かれている。
北端最高所が主郭で神社の基壇らしき石積があり、周囲に石祠がある。周囲に一段低く腰曲輪、帯曲輪があるが、南側は平地が続いているようである。主郭の南端の東西両側に大きな竪堀が残っているが特に西側は規模が大きい。案内板には空堀を掘っている途中で敵の攻撃を受けて落城したとの伝承を記しているが、後世の開墾のときにでも埋めてしまったのではないだろうか。
南側の通りから若宮社まで車道が付いており、ここに案内板が設置されている。尾根上は激ヤブで、南側面にある山道の途中から少し登側面を通る踏跡をたどると比較的ヤブを回避して主郭に行くことができる。
最寄り駅(直線距離)