詳細不明。
反町館は愛宕駅の北西背後にある高城川に沿って南へ伸びた丘陵に築かれている。
反町館は標高84mの南北に伸びた山頂部分を主郭として、西尾根の先端の西郭、南東尾根の先端から南西側に張り出した尾根の先端にある南郭、南東端の南東郭など四方に伸びた尾根に曲輪を配している。現在尾根の南先端に仙台松島道路が通っており先端部分を貫通している。
北尾根からアクセスしたが、城に近づくにつれて薮化しており、なんとか主郭までたどり着いて主郭付近を散策したのみで、残っているであろう西郭、南郭付近は未探索である。
主郭は南北二段で北側が低く、南北約150m程である。南端部分に虎口が付いている。 主郭から北、西、南へ伸びる尾根に堀切を設けているが、いずれも岩盤を削り落としたものである。主郭の南側へ続く尾根には階段状の曲輪が確認できる。
道はない。山の北側に「保健福祉センターどんぐり」や「町民の森」などがあり、そこから尾根伝いに展望台へ続く遊歩道が付いている。この遊歩道の途中から尾根に上がりそのまま尾根伝いに南下すると主郭に達する。尾根道は歩きやすいが城に近づくにつれて薮化している。
最寄り駅(直線距離)