武蔵 世田谷代官屋敷むさし せたがやだいかんやしき
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寛永10年(1633年)彦根藩井伊家が世田谷領15ヶ村を拝領したさいに、大場家を代官として起用し、その屋敷の一部を代官屋敷としたことに始まる。大場家はもともと世田谷城主であった吉良家の家臣であったが、小田原北条氏の滅亡によって帰農していた。
大場家は代々代官職を世襲し、明治まで続いた。
世田谷代官屋敷は史跡として管理され、敷地のなかに区立郷土資料館が建っている。
代官所の建物としては表門、母屋、土蔵などが現存している。
無料で見学できる。