上野 山子田城こうずけ やまこだじょう
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築城年代は定かではないが桃井氏によって築かれたと云われる。 桃井氏の末裔が戦国時代初期まで続き、その居城であった。
山子田城は県道26号線と県道153号線が交わる山子田交差点の東側一帯に築かれていた。 案内板では「桃井城」であるが、東隣の吉岡町にも桃井城があるので、日本城郭大系に従って山子田城として紹介する。「群馬県の中世城館跡」では桃井西城(山子田城)である。
この城は本丸が160m四方程あり、南に二郭があったという。東側には御堀、櫓隅などの呼称があり、桃井氏のものという五輪塔が残る。