詳細不明。城主は畑山勘助為朝が伝えられる。
若田城は修理川と経谷川が合流する地点の西に聳える標高243mの山に築かれている。
主郭は山頂にあって南北に長く、北端が一段小高くなっている。この主郭を取り巻くように帯曲輪があり、南側は横堀状となる。
主郭から北へ伸びた尾根には竪堀を入れて土橋を残した堀が二ヶ所、南東側も堀切の先に二段の曲輪がある。南西の鉄塔のある尾根の堀切は明瞭で堀切の両側から尾根の側面を囲むように長い竪堀が伸び、その間にも一条竪堀がある。この下方に鉄塔があるが、その手前にも尾根を遮断する堀切を設けている。
国道から川の西側に渡る橋があり、その先を右に曲がって登って行くと民家がある。その民家の手前にある畑と山の間の小さな沢を登った所に鉄塔巡視路の入口がある。
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