建武元年(1334年)北条高時が築いて佐々目憲法が籠もったのが始まりという。
天正9年(1581年)織田信長による高野山攻めのときに高野山衆徒が飯盛山城に籠もったとも云われる。
飯盛山城は標高745.6mの飯盛山山頂に築かれている。
山頂を主郭とした単郭の城で周囲に高い切岸が巡り北下に横堀がある。虎口ははっきりしないが、横堀の東西終点付近に曲輪の淵が凹んでおり、この辺りから登っていたのであろうか。ただし東側は現状の登山道と被っているようでもある。
東の尾根上に「飯盛城」という摸擬天守がある。
模擬天守の飯盛山城付近に駐車して歩いて行くのがよいだろう。林道は車両通行止めのために入口を封鎖しているが立ち入り禁止ではない。
最寄り駅(直線距離)