伊豆 清水氏館いず しみずしやかた
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天正18年(1590年)頃に清水康英によって築かれた。 天正18年(1590年)豊臣秀吉による小田原征伐で清水康英は下田城に籠城して秀吉軍と戦ったが、五十日にも及ぶ籠城戦の末に降伏し開城した。康英は当初沢田にある林際寺に謹慎し、のちに筏場の三養院へ移り隠棲したという。翌天正19年に康英は没した。
清水氏館は三養院の東隣に築かれていたというが、今は畑や宅地となって遺構はない。 三養院は清水康英の墓所であるが、それらしき墓は見あたらない。