築城年代は定かではないが天文年間(1532年〜1555年)に伊東氏によって築かれたと云われる。
伊東氏四十八城の一つで城主は肥田木四郎左衛門尉であった。
戸崎城は野尻大橋の西、東へ伸びた丘陵に築かれている。
国道268号線がこの城域の南端をかすめて一部破壊されているようである。国道沿い戸崎城の入口があり、そこから入って行くとなだらかな地形が拡がっている。空堀と思われる窪んだ地形も確認できるが、遊歩道付近から見えるものはそれほど大きなものではなく、はっきりとしない。雨が酷く降り、傘も用意していなかったことから遺構の確認もあまりできず、又の機会に訪れたい。
国道268号線の野尻大橋の西側に入口がある。少し離れた所の空き地などに車を駐めて歩いて行くのがよいだろう。
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