築城年代は定かではない。伊東氏48城の一つで肥田木三郎兵衛尉が城主であったという。
奈佐木城は北へ伸びた尾根の一つに築かれており、奈佐木城址公園として整備されていた。
奈佐木城址公園として車道まで整備されたようであるが、現状では車はおろか歩いて行くことですら難しいほど草木が生い茂っている。
主郭部分は公園整備されて案内板が設置されているが、南背後の尾根は未整備であり、この部分は比較的良好に遺構を見学することができる。この辺りの城はシラス台地を大きく削った巨大な空堀が特徴となっていることが多いが、この城は小さめの堀切で区画されている。
北側の県道沿いにある水田のところに標柱がある。その東に「奈佐木城址公園」への道標が出ている。ここから少し南に入ると小さな工場があるがそこから西の川に架かる橋が見える。これを登って行くと公園がある。
最寄り駅(直線距離)