詳細不明。諸浦強の居城とも伝えられる。
岩崎城は有浦川と上村川の合流地点の東に聳える標高65mほどの山に築かれており、現在は主郭に金比羅神社が祀られている。
主郭は山頂にあって金比羅神社の境内となるが、西側に向かって広い曲輪が拡がっている。神社境内でもともと西から参道が上がってきていることから後世の改変も考えられるが、切岸の状態や段の造りなどからもともと曲輪として造成されていた可能性が高い。
主郭から北へ伸び他尾根の途中に浅い堀切があり、その先の峰に若干の削平地が確認できる。主郭の東背後は急峻で鞍部には車道が貫通していて堀切かどうかは定かではないが、主郭東端南側面に竪堀が確認できる。
東側を通る車道から新しい参道がある。
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