詳細不明。城主は甘粕近江守景持と伝えられる。
桝形城は標高299.6mの桝形山に築かれており、現在は桝形山自然公園として整備されている。
主郭は山頂にあり南北に細長く伸びた尾根に築かれている。主郭の南下に二の丸があるが、その切岸下を取り巻くように空堀があったようで浅く形跡が残っている。二の丸はキャンプ場となった広い緩斜面地形で、南の駐車場が三の丸という。主郭から北へ進むと細尾根に何カ所か堀切らしき地形があり、その先に古城と呼ばれる曲輪がある。この曲輪の北西と北尾根にそれぞれ堀切が残っている。
三の丸に駐車場があり、各方面から林道がある。南西の県道からの入口は最初未舗装であるが、すぐ先から舗装路となっているのでこちらからアクセスするのが良いだろう。
最寄り駅(直線距離)