詳細不明。延徳3年(1491年)に越後に下向した冷泉為広の『越後下向日記』に「フタツ城」の記載があり、当城のことと推測されている。
二ッ城は標高264mの三千坊山に築かれている。古くは天台宗の寺院があった場所とも云われ、現在は遊歩道が整備され山頂には展望台が建っている。
主郭は山頂にあり展望台のある所であるが全体的に削平は甘く緩斜面地形になっている。西に堀切を挟んで小さな曲輪があり、その外側は緩斜面である。主郭は北側を除いて横堀が巡っており、北側には横移動を防ぐ二重の竪堀を設けている。
山頂近くまで車道があり登山道入口に案内板と駐車場がある。駐車場からの比高はわずか50mほどしかなく、10分も歩けば山頂に着く。
最寄り駅(直線距離)