詳細不明。城主は沼の平館主東海林隼人の弟東海林昌盛と伝えられる。

要害森楯は水沢川に突き出したような丘陵の上に築かれており、現在は遊歩道が設置されている。

単郭の城で半円形の主郭の南から東側にかけて畝状竪堀群、北から西側は腰曲輪、帯曲輪となる。虎口は南の畝状竪堀群と腰曲輪の境目で枡形とされるが、遊歩道によって元の形状はわかりづらくなっている。

出羽三山神社の前に道標が出ている。そこから林道を進んでいれば左側に登口があり案内板が設置されている。この辺りの余白に駐車可能。

都道府県別日本の中世城館調査報告書集成(2)(東洋書林)(山形県中世城館跡調査報告書)
都道府県別日本の中世城館調査報告書集成(2)(東洋書林)(山形県中世城館跡調査報告書)

付近の城(直線距離)
0.4km 出羽 楯山楯
1.2km 出羽 沼の平館
1.4km 出羽 鍋倉楯
2.5km 出羽 小沼楯
3.2km 出羽 水沢館
3.6km 出羽 石倉楯
4.1km 出羽 台ノ倉楯
4.1km 出羽 入間館
4.5km 出羽 間沢館
4.6km 出羽 本道寺館
5.1km 出羽 太郎山楯
5.4km 出羽 沼山楯
8.0km 出羽 吉川館
8.6km 出羽 睦合楯
8.8km 出羽 根際楯
8.9km 出羽 東海林楯
9.3km 出羽 大城
9.3km 出羽 小釿楯
9.9km 出羽 若松山楯

2020年11月