豊後 鍋田城ぶんご なべたじょう
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詳細不明。『大分の中世城館』では、いわゆる「村の城」と考えられ、フロイスの『二本史』に出てくる「野津の善良な老人リアン」がキリシタンとともに立て籠もったのがこの鍋田城ではないかとしている。
鍋田城は野津田川と西寒田川が合流する地点の東に聳える標高80m程の独立丘陵に築かれており、現在山頂には明神社が祀られている。
鍋田城の遺構は乏しく、山頂の境内から北側に向かって続く緩斜面に小さな平段を段々と連ねているだけである。
南側の国道沿いに参道入口がある。