阿波 森遠城あわ もりとおじょう

城郭放浪記


△トップに戻る

TOP > > (阿波国/徳島県) > 森遠城
Tweet
阿波 森遠城の写真
掲載写真数
形態
山城(500m/100m)
別 名
なし
文化財指定
なし/不明
遺 構
土塁,曲輪,堀切
城 主
小屋平氏
縄張図
森遠城縄張図
歴 史

築城年代は定かではない。城主は木屋平氏で平知盛の後裔という。

小屋平氏は阿波守護細川氏に仕え、長宗我部元親の勢力が伸びてくるとこれに従い、中富川の合戦にも従軍している。江戸時代には蜂須賀氏に五十石で取り立てられ松家氏と称した。

説 明

森遠城は穴吹川北岸の標高500m付近に築かれており、現在は正八幡神社の境内となっている。

明瞭な遺構は神社の北側にあり土塁の外に二重空堀がある。二重堀は外側の堀がかなり浅くなっているが、西は道路まで延び、東は曲がってやや南へ伸びている。土塁は後世の開口部から北の民家へと道が伸びているが、その西側にも小さな開口部があり、西の土塁がやや内折れしている。

神社境内から西へは緩やかな斜面となり、その先端に井戸が残る。

案 内

国道438号線から森遠集落に登る道があり、神社境内まで車で行くことができる。

所在地/地図
徳島県美馬市木屋平字森遠(正八幡神社)
付近の城(直線距離)
3.2km 阿波 梅津屋敷
6.3km 阿波 東宮城
最終訪問日
2018年8月
TOP > > (阿波国/徳島県) > 森遠城