詳細不明。「微地形表現図」によって遺構を確認した城で仮称 鋳師原城として紹介する。
『広島県中世城館遺跡総合調査報告書』には田万里町に所在地不明の「末徳師城」があるが、当城が該当するかどうかはわからない。
『芸藩通志』巻84 田万里村の絵図に「厳島社」とあるあたりが当城に該当すると思われる。
鋳師原城は田万里八幡神社の谷を挟んだ東側の丘陵に築かれている。
単郭の城で主郭Iは南北に細長い。削平は甘くところどころ浅い溝状地形があるが自然地形のようである。南端は掘り返されたような地形があり石材が露呈しているが古墳だろうか。
主郭は全周高い切岸が巡り、その下方に堀切や竪堀群を設けている。北背後の尾根は主郭直下に裾を巻くような堀切2があり、その北側に多重堀切1を設けている。
東側面は畝状竪堀群があり、その下方の支尾根を堀切3で遮断する。
南東の尾根先は多重堀切4であるが、内側は深く外側は浅い。浅い堀の部分は単純な連続堀切ではなく竪堀を組み合わせたような堀になっている。
西側面は南西下に堀5、西下に堀切と竪堀を組み合わせたような竪堀群6、北西下も堀切と竪堀を組み合わせたような竪堀群7を設けている。
西側に水道ポンプ施設があり、その脇から山に入る道がある。
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