13世紀頃に高麗王朝が築いたと考えられている。朝鮮王朝の時代には倭寇の監視に利用されていた。
文禄の役では日本軍が占拠して、未改修のまま守備兵が置かれたと考えられている。
加徳支城は加徳島北端のカルマ峰一帯に築かれている。
ハイキングコースとして整備されているが、韓国では山火事防止のため冬期入山禁止の地域があり、この城もそれに含まれているようで、登口には入山禁止(11月から翌年5月15日)の看板が掲げてあった。このため遺構の確認はまたの機会としたい。
北側の尾根先に回り込むとハイキングコース入口があり案内板が設置されている。冬期入山禁止期間(11月から翌年5月15日)があるため注意が必要。
加徳島までバスがある。