近世念珠関址きんせいねずがせきし
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鼠ヶ関は越後と出羽の国境にあった関所で、十世紀頃には関があったことが知らせる。昭和43年に発掘調査が行われ、古代の鼠ヶ関がここから南方約1kmの所で確認されたため、この場所は「近世念珠関址」と呼ばれるようになった。
近世念珠関址は慶長年間(1596年〜1615年)初頭の最上氏の時代に楯主として佐藤掃部が警固にあたり、酒井氏が庄内に入ってからも関所が続いた。