馬立本陣うまたてほんじん
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馬立本陣は土佐藩が江戸時代に参勤交代のために用いた本陣(宿泊施設)で、土佐街道から馬立川を太鼓橋で渡り、本陣に入った。この本陣は享保3年(1718年)土佐藩主六代山内豊隆から、文久2年(1862年)十六代山内豊範まで利用された。/P>
馬立本陣は新宮ICの近くにある道の駅「霧の森」の隣にある。現在は個人宅であり、見学は正面にある門や石垣のみである。この正門は明治のはじめに円徳寺に移築されていたものを再移築したものである。御殿は明治30年に火災で焼失しており、この正門が唯一残る建物となっている。