詳細不明。能登島東方の地頭であった天野氏の居城とも云われるが定かではない。また戦国時代には能登守護畠山氏の支城の一つであったとも云われる。
野崎城は能登島の東端部にある東に突き出した尾根の先端に築かれている。現在では干拓されているが、この辺りは海に突き出した岬の先端であったという。
主郭は東端にあり西背後を堀切で遮断している。主郭は不明瞭ながら南東側に低い段差で平段が続いている。
南東麓の野崎コミュニティセンターに案内板があり駐車可能。
登山道は案内板にある小さな滝のところから登るのだが、山上は荒廃した竹藪で登ってから堀切に至るまでに悪戦苦闘したので、おすすめしない。