元寇防塁と云われている遺跡であるが、何者かは不明。
鵜山の元寇防塁は鵜山岬と呼ばれる岬の上に築かれた石塁で高さは4m〜5mほどはあるだろうか。周囲はミカン畑や荒れ地で石垣などは多数あるが、この部分だけは石塁が異様に高く積まれている。また「(グロ)」と呼ばれる石門があり、沖縄などに存在するグスクをもイメージさせる。
近くには元寇の碇石とされる石も残されているようだが、残念ながら日が暮れてしまい見つけることができなかった。
国道から鵜山に登る入口に案内板がある。車道はあるがミカン畑の農道であり非常に狭く、駐車スペースもないので歩いて行くのが無難である。
最寄り駅(直線距離)