嘉永年間(1848年~1855年)に萩藩毛利氏によって築かれた台場の一つ。
室津の甲山から東へ伸びた尾根の先端部に築かれた台場で、祭祀場跡でもある低台場が泊ヶ鼻台場、その上にある「泊ヶ鼻台場」の標柱がたっているところが甲山端台場で、ここに見張番所も設けられていた。
土塁や礎石を一部留めるというが、いずれも波や風雨によって侵食されて、何がなんだかわからない状態で遺構はほぼ残っていない。
蛭子社のあるヨットハーバーのところまで車で行くことができ駐車場もある。ここから舗装された遊歩道が泊ヶ鼻に続いている。台場の標柱がある部分は最後下る手前から上に登る細い道がある。
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