陸奥 内真部館むつ うちまんべだて
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詳細不明。元亨年間(1321年〜1323年)の頃におこった津軽の乱で、安藤五郎三郎季久が内摩部館に籠もって安藤太郎季長と対峙したことが知られ、その内摩部部館がこの内真部館に比定されている。
内真部館は内真部川の北側にある微高地に築かれている。
南から西にかけて切岸や空堀かあり、曲輪と見られる部分は広い。曲輪の内部にも細い溝や土塁状のものがあるが、これは後世の改変であろうか、いまも一部は作業道によって破壊されている。