詳細不明。古代奈良時代から平安時代に築かれたと考えられている。
槻の木館は萩ノ川の北岸の丘陵に築かれている。 東西二郭で構成され、周囲に空堀が巡らされている。
東郭は方形に近く、堀を挟んだ西郭は東西に長い長方形で東郭の倍ほどの広さとなっている。 南は萩ノ川に面して急峻で、残り三方に堀を巡らせており、北側の一部は二重堀になっている。小規模であるが残存状況は良好。
七戸の中心から国道394号線で西へ、高屋敷地区から南に曲がって高瀬川を渡り西野集落を目指すと、橋を渡ってすぐの所に七戸町文化交流センター(上川目福祉交流センター)がある。ここに案内板が設置されている。地図
館跡へはここから南に農道を進み、切通しの部分から植林された丘陵の上を西へ進む。そのまま進めば開墾された田畑に至るかもしれないが、そのまま南の淵を歩いて行くと堀が見える。