詳細不明。

小手野沢館は川尻川と小手野沢川との間に築かれている。

小手野沢館は空堀で区画された東西二郭で西が主郭となる。東郭は東端が旧県道で消滅している。

主郭は西側に土塁があり、西背後の尾根を大きな二重堀切で遮断する。堀切の北端部は三重に分かれ、南端はそのまま南側面へと回り込むが、南側は空堀と並行して林道が通っており、この部分が本来の堀なのか不明である。

旧県道に駐車可能。曲輪内はヤブだが、堀は歩きやすく、南側の堀と平行する林道から入ると見学しやすい。

最寄り駅(直線距離)
3.0km 平内駅
3.0km 種市駅
4.8km 角の浜駅
5.0km 玉川駅
6.3km 階上駅

都道府県別日本の中世城館調査報告書集成(1)(東洋書林)(岩手県中世城館跡分布調査報告書)

付近の城(直線距離)
4.0km 陸奥 種市城(平城)
4.6km 陸奥 種市城(山城)
5.2km 陸奥 和座館
5.7km 陸奥 道仏館
5.9km 陸奥 小船戸台場
6.2km 陸奥 西の館(種市町)
6.8km 陸奥 宿戸館

2021年5月