陸奥 五月館むつ さつきだて

城郭放浪記


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陸奥 五月館の写真
掲載写真数
形態
山城(250m/50m)
別 名
小鳥谷館
文化財指定
なし/不明
遺 構
郭,堀
城 主
遠田公五月,小鳥谷摂津
歴 史

延暦年間から弘仁年間(782年〜824年)の頃に蝦夷の酋長遠田公五月によって築かれたとの伝承があるが定かではない。

天正19年(1591年)九戸の乱で、城主小鳥谷摂津は姉帯城に籠もり豊臣方の軍勢と戦ったという。

説 明

五月館は平糠川の西岸にあり、川に沿って北東に伸びた丘陵に築かれている。 館の西下は旧奥州街道が通っている。

五月館は南西背後に二重堀切を設けて遮断して、北東に向かって三段の平地が設けられているという。南西端には現在水道施設が建っている。曲輪内は笹藪で歩く気が全く起こらないが傾斜しているように見える。

案 内

国道4号線のバイパスではなく旧国道側を南下する。小鳥谷小学校付近で道は左カーブとなるが、右奥に向かって伸びる道があり、それが旧奥州街道。ここを進んで行くと峠にさしかかるが、その左手前が館跡。

最寄り駅(直線距離)
1.1km 小鳥谷駅
5.5km 一戸駅
5.8km 小繋駅
所在地/地図
岩手県二戸郡一戸町小鳥谷字上里
付近の城(直線距離)
2.0km 陸奥 姉帯城
4.6km 陸奥 小友館
5.1km 陸奥 中里館
5.5km 陸奥 月館城(一戸町)
6.4km 陸奥 一戸城
8.0km 陸奥 出ル町城
最終訪問日
2010年5月
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