肥前 本郷城ひぜん ほんごうじょう
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詳細不明。城主は小佐々氏と伝えられる。
本郷城は崎戸島の南東にある標高76mの山に築かれている。
山全体が後世に開墾されているようで、石積や平場など山上全体に拡がっている。このうち主郭とされるのが南端の標高76mの山で東西に長い平場があり、帯曲輪状の平段も確認できるが堀切などは見あたらない。
東側の海岸沿いには「崎戸浦合戦場跡」の碑があり、元亀元年(1570年)に平戸の軍勢と激しい船戦が行われたと記されている。
北側に風力発電施設があり、そこから山に入って尾根伝いに行くのが簡単。