詳細不明。案内板によれば十六世紀ころの水軍の城で、このあたりは多賀谷氏、乃美氏、得益氏らが共同支配していた。
大須和城は安芸川尻駅の西側にある丘陵に築かれており、現在は須和(諏訪)神社の境内となっている。
山頂の主郭Iから北東に向かって曲輪II、IIIと連ねる。北西下にも曲輪IV、南東下に曲輪Vがあり、その先にも小規模な曲輪が連なるが、開墾に伴う段のようである。
主郭の南背後は大堀切で、やや緩いが幅広く掘り切られている。
北麓に参道入口がある。駐車場はないが南側の道路が広く路駐可能である。
最寄り駅(直線距離)