安国寺あんこくじ
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安国寺は足利尊氏が全国に一寺一塔を設けたもので、寺を「安国」、塔を「利生」といい、あわせて「安国寺利生塔」と呼ばれている。
壱岐の安国寺は当時この地に存在した海印寺を安国寺と改め、無隠元晦和尚を開山とする。安国寺は壱岐が江戸時代に平戸藩領となっても存続し、現在に至っている。
「高麗版大般若経591帖」は国指定重要文化財、安国寺什物10点は県指定有形文化財、境内の杉は県指定天然記念物である。