近江 岩室城おうみ いわむろじょう
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築城年代は定かではないが正応年間(1288年〜1292年)岩室家教によって築かれたと云われる。 岩室氏は山中氏の一族で岩室を領して甲賀五十三家の一員であった。
その子孫の岩室貞俊の時、豊臣秀吉に属していたが、天正13年(1585年)紀伊川治水に関して罪をおかし領地を没収されたという。
現在は広潭寺の境内となっている。遺構は境内の裏側にわずかに土塁の一部を留める程度である。