築城年代は定かではない。 城主についても詳らかではないが、この辺りは最初湯浅党の支配下にあり、この時はその縁者である藤並氏、その後は湯川氏が支配する所となり、玉置一族の堅田次郎八の居城となったと考えられている。
藤並城は阿弥陀寺の東100m程の所に築かれている。 内部は果樹園となっているようであるが、南を除く三方に水堀が巡らされ、土塁も残っているようである。案内板は北の堀の外側に設けられており、ここにはベンチまで用意されている。
県道22号線沿いに道標が出ているが駐車場はない。有田中央高校の近くにある北筋公民館に駐めることができるので、そこから歩くのが良いだろう。(案内板の位置)
最寄り駅(直線距離)