築城年代は定かではないが(1072年〜1086年)忍田入道によって築かれたと云われる。 その末裔は美濃守、または平左衛門尉と名乗り、平左衛門尉は藤堂氏に仕えたという。
忍田城は安濃川の北岸にあり、南へ張り出した尾根の頂部に築かれている。 対岸には長野氏一族の雲林院城があるが、雲林院氏との関係は不明という。
南側に数段の削平地があり、主郭は背後の山を土塁状に残して削平した平地となっている。北側に堀切が残っている。
永降禅寺と光雲寺の間の山に城跡がある。城山の裾に用水路が流れているが、これを渡って山に取り付く。
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